「オミクロン株」に各国が警戒を強めています。

私の見たニュースでは「感染者の症状はみな軽い」という南アフリカの医師会長のコメントには触れず、「日本のように感染が少ない地域では変異株が急速に拡大する可能性があるので、なんとしても上陸を許してはならない」と述べていました。

このニュースを見て、マスコミはネタを見つけては視聴者を怖がらせようとしていると感じました。

感染が少ないからこそ要注意と言っていますが、感染者が多ければ「変異株が入れば感染者はさらに爆発的に増える」と不安を煽るのではないでしょうか?

マスコミの報道は、ウイルス以上に我々の健康に害を及ぼしていると思います。

目次

医療崩壊の理由

医療資源は十二分にある

「感染爆発」「第○波」などと、マスコミは不安をあおり立ててきましたが、
コロナ出現以来のトータルで見ると、日本における感染者数は人口あたり欧米の30分の1程度に過ぎません。
これは、例年のインフルエンザと比べてみても十数分の1以下という少なさで、しかも半数以上の方はなんの症状もありません。
さらに、日本は人口当たりの病床数(病院のベッド数)が先進国平均の4倍もあります。
患者は30分の1で病床は4倍、つまり欧米諸国に比べ100倍以上医療資源に余裕があるはずです。
にもかかわらず医療崩壊が叫ばれ、入院できず自宅療養中に亡くなった方もいます。
なぜ日本で医療崩壊がおきたのでしょう?
主な原因は2つあります。
1つは厚労省がコロナをエボラ出血熱などと同じ1類感染症と同じ扱いをしたこと
もう1つは、ほとんどの病院がコロナ患者の診療を拒否したことです。

マスコミ、厚労省、医師会の罪

コロナの発生初期、武漢でのショッキングな映像がテレビで繰り返し流され世界はパニックになりました。
厚労省はコロナを結核と同じ2類感染症に指定し、さらに実際の運用は1類感染症と同等にするという通達を出しました。
そのため、PCR陽性者はもとより家族まで隔離し、商業施設の営業を規制し、消毒やマスクを全国民に半ば強制し、学校を休校にするなどの過剰な対策が始まりました。

感染者が罪人でもあるかのような過剰な報道がなされ、感染者が出た場所は封鎖され徹底的に消毒するという漫画のような大騒ぎが起きました。

1類相当の感染症として扱われることで、病院では専任スタッフが防護服を着て診療に当たるという負担を強いられました。
また、「コロナ患者のいる病院」になると人が寄り付かなくなるということで、ほとんどの病院がコロナ患者はもちろん熱や咳のある人の来院をも拒否したのです。

感染者は少ないのに診察してくれる病院は更にずっと少ない、これにより欧米に比べ100倍以上医療体制に余裕のあるはずの日本で、まさかの医療崩壊が起きたのです。

医師会はこれまで「こんな症状があったら医師にご相談ください」というようなテレビコマーシャルまで流し来院を促していたのに、今回は手のひらを返すように「熱があったら病院に来るな」という態度を取りました。

現場でがんばている医療スタッフがたくさんいるのは知っていますが、医療業界全体としては国民の健康よりも経営上の保身を優先したのです。
感染者が増えたための医療崩壊とマスコミは言いますが、実際には恐怖を煽り立てたマスコミと、1類相当としての扱いを続けた厚労省、国民の健康より経営を優先した医師会の3者による人災として医療崩壊が起きたと私は考えます。

ワクチンは毒物であった

接種後に亡くなる人が多発

現在日本では感染は落ち着いていますが、12才以下の子供への接種が認可され、3回目のいわゆるブースター接種の前倒しが表明されました。
これらの是非について考えるために、新型コロナワクチンの危険性や副反応について見てみたいと思います。

日本では77%の方が2回の接種を終えており、これはアメリカやイギリスを追い越し世界でもトップレベルです。
それとともに相当数の方に接種後の副反応が現れ1300名以上の方が接種後に亡くなられています。
接種後の死亡者について、「日本では一日平均3700名の方が亡くなっているので、たまたま接種のあとに亡くなった人がいるだけ」とする意見もありますがどうでしょうか?

この1300名というのは医師が死亡とワクチンとの因果関係が疑われるとして厚労省に報告した数です。たまたま亡くなっただけと思われる方は最初から除外されていると思われます。
その根拠として毎年5000万人の方が接種を受けてきたインフルエンザワクチンでの死亡報告は年間5〜6名程度に過ぎないことが挙げられます。

さらに、厚労省に死亡報告を上げると「本当にワクチンと関係するのか?、根拠はなんだ?」という詰問のような問い合わせがあるために、再び疑わしい死亡者が出ても医師は報告をためらうという話もあり、実際の死亡者は更に多い可能性もあります。

また、たまたま接種後亡くなっただけだとすれば、接種当日、翌日、2日後とほぼ同じ人数がなくなるはずですが、接種当日の死亡者の割合が明らかに高いのも不自然です。

亡くなった人の内訳を見ると出血性脳卒中、動脈系疾患、肺塞栓といった血管が詰まったり破裂したりして亡くなった人の割合が8割を超えています。
日本人の死因のトップ3は癌、心臓病、老衰であることと比べると明らかに違いがありすぎます。

厚労省は因果関係を認めませんがワクチン接種が直接、間接の原因となって亡くなった方は相当数に登るはずです。

長期にわたる副反応も出ている

また亡くなりはしないまでも、接種後の副反応はかなりの高確率で現れています。
そのため翌日仕事ができない可能性を考えて、翌日の休みをとって接種を受ける方もたくさんいます。

副反応の多くは一過性のものですが、接種後数ヶ月以上も継続する「後遺症」と言えるような長期の体調不良に悩まされている方もいます。
当院の患者さんでも喘息や動悸、坐骨神経痛などワクチン接種前には出たことのない症状で長期間苦しんでいる方がいらっしゃいます。

マスコミはコロナ感染のあとの「後遺症」については熱心に報道するのに、ワクチン接種後の後遺症についてはほとんど報道しません。
非常に偏った報道であると感じます。

さて、書き出すと長くなってしまいますね。続きは次回にいたします。
なぜ新型コロナワクチンで健康被害が多発するのか、そして子供への接種やブースター接種はどうするべきなのかについて次回は書きます。