先日、ものすごく面白いyoutube動画を見ました。
どんな人にも必ず効果のある「開運の秘訣」についての動画です!
「開運の秘訣? 怪しい・・」と思う方もいると思います
ですが、東洋医学の目から見ても十分な裏付けのある筋の通った話しです。
この開運の秘訣は、江戸時代中期、弟子600人を抱え「当代随一の人相見」(にんそうみ、人相を見る占い師)と言われた水野南北という占いの大家が書物にまとめた方法であり、
この法則に逆らえば、どんなにいい相が出ている人でも必ず運勢が悪くなるが、この法則に従うならば、どんなに悪い相の人でも必ず運が開けてくると南北先生が太鼓判を押した方法であり
弟子を600人も抱える占いの大先生でありながら、「開運はひとえにこの方法によるのであるから、これを守っていれば占い師に見て貰う必要はない」とまで言い切っている驚きの方法なのです。
では、さっそくその開運の法則をお教えしましょう。法則は4つ、
まず第4の法則は、毎日、できれば決まった時間に食事を摂ること
次に、第3の法則は、毎日、できれば決まった量の食事を摂ること
そして、第2の法則は、毎日の食事を粗食にすること
そして、いちばん重要な第1の法則は、毎日の食事を少食にすること、だそうです。
どうでしょうみなさん、意外だったではないでしょうか?
開運の秘訣というからには、先祖供養をしろとか、感謝の心を持てとか、トイレ掃除をしろとか、そういうことを想像したのではないでしょうか?
ところが、食生活の心得だったのです。
南北先生いわく、人は食を命の根本とする。どんな良薬よりも食が大切である。
食の慎みを守れば、大難の相が出ていても必ずこの難を逃れ、生涯貧困の相があっても相応の裕福となる、というのです。
この南北先生の教える法則の意味を私なりに解説してみます。
運勢という言葉は「運気」という言葉と同意語なのですが、運気とは気の運動、つまりエネルギーの流れ方のことなのですね。
多少話を端折って書くと、人の運勢を見るというのは、人相や手相や生まれた年月日などからその人のエネルギーの流れを見てゆくことなのですが、
エネルギーの流れというのは、運命論的にこの先がキッチリ確定したものではなく、どのような生活を送るかによって変わってくるものなのですね
占いでは、生まれ育ちや、遺伝、環境、社会や自然界の影響をも含めて、その人の今のエネルギーの状態というものを、人相や手相といったものから読み解くことができます。
ですがそのエネルギーの状態は、これからどんな生活をするかで変わってくる。そして、そのための一番の方法というのが食生活の改善である、ということではないのでしょうか?
まぁ、僕の解釈ですから、違っていたらごめんなさい。ですが、占いと東洋医学は陰陽学説、五行学説、運気学説、といった同じ基盤を持つ学問なので大きくは外れていないと思います。
で、東洋医学の世界でも、養生法、つまり健康増進法がいろいろありますが、数ある養生法の中で、一番大切なものはやはり食生活を整えることなのですね。
食生活が整えば体が整う、体が整えば心が整う、そして体と心が整えば運勢が良くなる。こういうことだと思うのです。
ちなみに、南北先生は第一の法則である「少食」について、減らしすぎるのは良くないといっています
どの程度に減らすのか、というと、「これまで三膳食べていた人は二膳半にしなさい」と言っています
一度の食事でご飯三膳というと現在では食べ過ぎというイメージがありますが、昔はおかずが質素でお菓子などもめったに食べなかったので
肉体労働をする人はご飯三杯くらいは当たり前に食べたのですね
ご飯三膳を二膳半にするというのは計算すると83,3%です。つまり少食と言っても極端な少食ではなく腹八分目にすると良いと言っているのですね。
開運の第一の法則は腹八分目、第二の法則は粗食、つまりごちそうを食べない
第三と第四の法則は決まった量を決まった時間に食べる、ということなのですね
僕にはとても納得がいく話です。ただし、現代は江戸時代と食を取り巻く環境が大いに違いますので、
この四つの開運の法則を働かせるための前提条件として、いくつかの諸注意が必要かと思います
少し長くなったので、それは次回ご紹介します
ちなみにyoutube 動画はこちらです。お時間あったら見てみてください
ちなみに動画の中で紹介されている「食は運命を左右する」という本は現在絶版で中古で84000円、
とても手が出ない、と思っていたら別の方が訳した本が安く買えたので購入しました。
この本にはまだまだ面白いことが書かれていたので、水野南北ネタ、また書くかもしれません