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OSTでしていること

苦しみとは感情

嫌な出来事が起きたとき、つらい状況にいるとき、人は苦しみを感じます
では、苦しみとは何でしょうか?

それは怒り、不安、焦り、みじめさなどの不快感を伴う感情のことではないでしょうか?

そして私達は感情を体の感覚として感じます。
悲しいときに胸がしめつけられたり、怒ったときに頭がカーっとしたり
様々な感情を体の感覚として経験します。

感情には役割がある

感情はなんのためにあるのでしょうか?
私達を苦しめるためにあるのでしょうか?
いいえ、私達を守るためにあるのです。

もし怖れという感情がなければ、赤信号で飛び出して死んでしまうかもしれません
怒りという感情がなければ理不尽なことをされても「やめて!」と言えないかもしれません。
感情は自分を守るために体が発するエネルギーなのです

自分の本当の気持ちに気づく

そして、感情に意識を向けると、自分の本当の気持ちに気づきます
例えば、やるべきことがあってもなぜか取り掛かれないでいる時、体の感じはどうでしょうか?
胸がザワザワしていたり足元がフワフワしていたり、何らかの感覚があるはずです

その感覚を感じていると、本当は不安だった、本当は怖かった、本当は怒っていた、などの
本当の自分の気持ちに気づくことがあります。

この本当の気持ちは「~すべきだ」「~ではいけない」などの理性の声で抑え込まれて
あなたに気付かれないままになっていたものです
この本当の気持ちに意識を向けようとするとき
あなたの内側で癒しが起こります

OSTでしていること

困って泣いている子供がいたとします
家族が誰もそのことに気付かず放っておいたなら
その子はいつまでも悲しいままです

私たちの心は、普段こんな状態です

お母さんがその子に気がついて
「どうしたの?」と声をかけ、
「それは悲しかったわね」と分かってあげたなら
困っていたことが解決してもしなくても
その子の悲しみは癒されるでしょう

OSTでしていることも、基本はこれです
放っておかれて気付いてもらえなかった感情や気持ちを
わかろうとしてあげること
そして自分自身に優しさを向けること
そのことがあなたの心と体を癒してくれるのです

シンプルなことをできる工夫

基本はとてもシンプルですが
感情に気付く、本当の気持ちをわかるというのは
いざやろうとするとかなり困難です

現代人は頭で考えることに慣れすぎていて
気付く、感じるに慣れていません

また、抑え込まれた感情が大きくなりすぎていて
一人では手に負えないこともあります

「~べきだ」「~ではだめだ」という握りしめた価値観が
本当の気持ちに気付くことを妨げたりもします

OSTはセラピストのリードや適切な問いかけでセラピーを進めることで
無理のない自然なタイミングであなたに必要な癒しが起こります

まわりを変えるのでなく、あなたが変わる

苦しみの中にいるとき、私たちは状況や環境を変えようともがきます
それはうまくいくこともありますが、そうでないこともあります。
うまくいっても、また問題が起こり苦しみます
まわりを変えることでは、苦しみは終わらないのです

苦しみを終わらせるには、あなたが変わることです
あなたが変わるとは、いままでしてきたように
「~べきだ」で頑張ることではありません

目を向けてこなかったの感情や本当の気持ちに目を向け、
あなたを縛っていた価値観を緩め、
心と体と理性とが調和した
自然なあなた、本当のあなたへと戻ることです

OSTはためのお手伝いをするツールなのです

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