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帯状疱疹後の神経痛

治りづらい神経痛に「帯状疱疹後神経痛」があります

この病気は帯状疱疹が治った後に頑固な神経痛が残ってしまうもので、帯状疱疹は日本人の5~6人に1人が生涯で一度かかり、そのうちの2割弱の方に神経痛が残ってしまうといわれています
そうすると、かなりの数の方がこの神経痛に苦しめられているということです

ちなみに帯状疱疹というのは子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、
水ぼうそうが治った後も神経節という場所に潜伏しており
強いストレスや過労などで免疫力が落ちたときに活性化して
ピリピリとした痛みを伴う赤い水疱が帯状に連なってできる病気です

帯状疱疹後神経痛は大変頑固な神経痛で、病院では薬物療法や神経ブロック注射などがおこなわれますが
痛み止めの効果は限定的で、つらい痛みがいつまでも続くことが多いのです

この、帯状疱疹後神経痛は鍼灸でも治療が難しいといわれており
昔わたしが師事していた中国人の有名な先生も治療に苦慮しておりました

そのようなわけで他の神経痛のように「鍼が効く」という評判が世間にないものですから
わたしのところにもこの病気の患者さんはたまに来る程度なのですが
痛みのある局所の治療だけでなく、全身的な治療を組み合わせるようになってから
かなり楽になっていただけるようになりました

局所への刺鍼例

最近は70代の女性と、80代の男性が治療に見えましたが、70代の女性は4回の治療でほぼ痛みがなくなり治療を終了、
80代の男性は神経痛の程度がひどく、ご高齢であることもあり回復の程度は緩やかですが、十数回の治療を経てかなり痛みが緩和され、
夜中に一時間おきに起きて痛み止めを飲んでいたのが、痛みで目はさめるものの薬は寝る前に一錠飲むだけで済むようになり
顔に触れると痛みが走るため、ひげも剃れずにいたのが毎朝ひげをきれいに剃れるようになりました

帯状疱疹後神経痛のしつこい痛みは「ウイルスにより神経組織が損傷されたためにおこる」と現代医学では説明されています
そして、高齢者ほど帯状疱疹の後に神経痛が残りやすい、とも言われています
これは、中医学的には「正気が不足したため瘀血が化されない状態」に相当します
わかりやすく言い換えると、体力が低下したため体が発痛物質を除去できない状態、のことです

ですから、痛みを取るための治療だけでなく、体の回復力をバックアップする治療が必要なのですね
そのような治療の理論と方法があるところが中医学の素晴らしいところです

あなたのまわりに困っている人がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね

 

 

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