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心理的ストレス

ストレスが心身に悪いということは皆さんご存知です

ですがストレスとはなんなのか、どんなふうに体や心に影響するのか
ということはあまり良くわからないのではないでしょうか?

それらのことを心理学と東洋医学から説明します

●ストレスとは感情

ストレスとは何でしょうか?
一般的には嫌な出来事や嫌な環境のことだと思われています

ですが、同じ出来事が起きても強いストレスを感じる人もいれば
そうではない人もいます。 その違いは一体なんでしょうか?

それは感じている感情の違いにあります
恐れ、怒り、不安、焦りなどの感情を強く感じれば強いストレスとなり
あまり感じなければストレスではありません

そう、ストレスとは起きている出来事のことではなく、
不快な感情を強く感じている状態のことなのです

●感情の役割

では、感情はなんのためにあるのでしょうか?
わたしたちを苦しめるためにあるのでしょうか?

そうではありません。私達を守るためにあるのです

例えば不安を感じると、呼吸は浅くなり、体は硬くなり、食欲は低下します。
これは危険に備えるため体が緊張状態を保っているのです。

あるいは怒りを感じると、筋肉に力が入り、呼吸は荒くなり心臓の鼓動は早くなります。
これは敵と戦う態勢を体が取ったのです

不安という感情がなければ危険に備えることができず、命を失うかもしれません
怒りという感情がなければ、理不尽な扱いを受けた時「やめてくれ」と言えないかもしれません

●ストレスが病気を生むのは

このように不安も怒りも、その他のすべての感情も私達の身を守るためにあります。
では、私達を守るはずの感情が病気の原因になるのはどうしてなのでしょうか?

それは、それらの感情が長く続いたり、強すぎたりすることにより、
体や心が休息状態、リラックス状態に入れなくなることが原因なのです

例えば「不安」という感情は、危険に備えるために体を緊張させますが
その状態がいつまでも続けば、体はこわばったままになり血流も悪くなり
頭痛、肩こり、めまい、手足の冷えなど自律神経の乱れによる症状が出てきます

緊張が続くと食欲がなくなり夜眠れなくなります
すると体力が低下し、体がだるく、疲れやすく、気分も沈みがちになります

●ストレスが及ぼすいろいろな影響

体力が低下すると免疫力がなくなるため、ウイルスや細菌に感染しやすくなります
また、冷えや湿気の影響を受けやすくなり神経痛や関節痛など体の痛みもおこりやすくなります。

さらに緊張感や不安をまぎらわすために酒、タバコ、甘いお菓子などの
嗜好品を多く摂るようになると、それらが新たな体調不良の原因ともなります

また、筋肉の緊張や体力の低下は姿勢の悪さにつながりますが
姿勢が悪いことで体のエネルギーの流れが悪くなり、さらなる体調不良を生じます

このようにストレスは直接的に体に悪影響を及ぼすだけでなく、
ウイルス感染や食事の乱れ、姿勢の悪さなど、体調不良を生む他の原因にもつながってきます

私は患者さんの治療をするなかで、
「ほぼすべての病気が直接的、あるいは間接的にストレスが原因である」
と感じています

●実感がないのはなぜ?

ですが、自分の体調不良の原因がストレスにあるという実感がない方がたくさんいます
それどころか、ストレスを受けているという実感のない方もたくさんいます
どうしてでしょうか?

それは、私達のこころには不快な感情を押さえ込んでしまうクセがあるからです。
怒り、不安、恐れ、焦り、悲しみなどの感情は感じること自体に不快さがあります

ですからこれらの感情が出てきても、無意識のうちに素早く抑えこんでしまったり、

「自分が悪いんだ」「あいつはそういう奴なんだ」「世の中はそういうものだ」
などと理由付けをして自分を納得させようとしたり、

違うことを考えて気をまぎらわせようとしたり、
タバコやお酒やお菓子に手を伸ばして嫌な気分を忘れようとしたりします

この心の働きを「抑圧」と呼び、すべての人がやっていることですが
一瞬のうちにこれが起きるので、ストレスを受けているという実感のない人もいます

●押さえ込むと強くなる

では、押さえ込めば不快な感情はなくなるのでしょうか? そうではありません。

その場はその感情を感じなくなるかもしれませんが,
後から何度もそのことを何度も思い出すのではないでしょうか?
そして、思い出すたびに嫌な感情を感じるのではないでしょうか?

感情は押さえつけてもなくなりません。
むしろ、押さえつけて溜め込まれると強くなっていくのです

感情を溜め込むくせのある人は、気遣いのできる良識ある「いいひと」だったりするのですが
溜め込まれた感情エネルギーは体や心に負担をかけ、慢性的に体調が悪かったりいつも心が苦しかったりします

抑え込まれ溜め込まれた感情が、ちょっとしたきっかけで吹き出すことがあります。
いわゆる「キレる」という状態です。
まわりの人もビックリするでしょうが、本人にとってもつらいことです。

●ストレスと東洋医学

このようなストレスによる体調不良や心の苦しさは、
感情というエネルギーによる体や心の機能の乱れと言い換えることができます

東洋医学では感情というエネルギーや体の機能のことを「気」と読んでいます
そして、体にある「ツボ」というのは「気」を調整するポイントのことなのです

ツボに鍼やマッサージをすることで気を調整すると、溜め込まれた感情エネルギーが解放され
乱れてしまった心身の機能が調整されます。
体の症状も心の苦しさもスッと楽になります。

●ストレス解消とは

ストレス解消というとどんなことを思い浮かべるでしょうか?
カラオケ、スポーツ、温泉、おしゃべり、それともお酒? パチンコ?

人によって違いますが、その人の好きなこと、くつろげることは
ストレス解消の手段として一定の効果があります。
緊張をほぐし、体のエネルギーを循環させ気分を変えてくれます。

ですがストレスが大きい時、慢性的に続く時、体の機能がすでに乱れて
しまっているときには東洋医学の出番です
苦しみを長引かせることなく、早目にご相談いただけるといいと思います

●ストレスとOST

ストレスによって体や心に現れた症状には東洋医学が大きな効果を発揮しますが
ストレスそのものをなくす力は医学にはありません
それは、心理セラピーの役割です

ストレスをなくすことなどできるのだろうか、と思われるかもしれません

ストレスの原因となる出来事をなくすことはできません
ですが、ストレスとは出来事ではなく、内側で生じる感情のことです

冒頭で、同じ出来事が起こっても人によって感じる感情が違う、と書きました。
なぜ違うのでしょうか?
それは、人によって出来事に対する心の中での意味付けが違うからです

例えば大勢の人の前で話をするときに「もし失敗したら笑われる」という意味付けをする人と
「みんなに注目してもらえる」という意味付けをする人では感じる感情が違います

そして、この意味付けは頭で考えたものではなく、潜在意識という心の深い部分でされたものなのです
ですから、考え方を変えようとしても心の中での意味付けは変わりません。

心の中の意味付けを変えるには、潜在意識に働きかける必要があるのです。
OSTという心理セラピーは体の感覚を通して潜在意識に働きかけるセラピーです
OSTを受けると、出来事は変わらなくても、ストレスをなくしたり減らしたりできるということや、
以前と同じ環境にいてもずっと楽に生きてくことができるということを実感できるでしょう。

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